2015年06月20日

ファイズだから手首を振るんじゃない装着者が乾巧だからその仕草をするんだ

どうも、SABUROH(@SABUROH496)です。


ディケイド以降に入ったような、ファイズ本編を視ていない人に多いんですけど。

ダブルなら「お前の罪を数えろ」的な、フォーゼなら「宇宙キタ━━━━\(゚∀゚)/━━━━!!」的な、だから「ファイズに変身したらそのポーズをするんでしょ?」というような、勘違いをしているコがいるのだけど。


ファイズの定番アクションで、手首を振ってカチャカチャ鳴らす仕草は、あれは変身したのが「乾巧」たっくんの時だけのクセだから!


伊集院光と久保こーじのユニット「荒川ラップブラザーズ」の略称がARBで。
ARBの元ネタは、音楽ユニット「アレクサンダー・ラグタイム・バンド」だったのだけれど、それを知らないリスナーが、「アレクサンダー・ラグタイム・バンド」の方を「パクリだ!」みたいに言っていて、それを知った伊集院がゾッとした、というエピソードとか。

男性機能への効果が噂されるエビオス錠のレビューで、「全然、効果ないぞ!せいぜい快便になるくらいだ!」というのを見たことがあるけど。(本来は整腸作用が目的、箱にもそう書いてある)それとか。

むかしの「有名な作品」を視ていて、「それに影響を受けて生まれた作品」を引き合いに出されて、「なんかアレっぽくね」といわれて「いや、こっちが先だから」と返す、アレみたいな。


ファイズだから手首を振るんじゃなくて、ギアの装着者が「乾巧」だから「たっくん」だから、その仕草をするわけで。


順 番 、 逆 だ か ら っ !



先に知ったり、観てしまった作品や人の方が、当人の中で基準になってしまう感じは分かるし。

『仮面ライダー555』も、もう十年以上前の作品で、視聴者も入れ替わっているし、必ずしも全員が全シリーズを視ているわけではないので、仕方がないのかもしれないけど。


こういうのって、モニョっとしますよね^^;


前々から口を酸っぱくして言っていて、今更ですけど。

覚え書きのために、記事にしておきます。


【Wikipedia】
仮面ライダー555 - TVシリーズ
仮面ライダー555 - ライダーズギア



◆ ライダーズギアという特性


『仮面ライダー555』のライダーズギアは、条件さえ合えば、主人公以外でも装着できるんですね。

それが、この作品の特徴の一つなのですが。


で、装着者によって、変身後の仕草や戦い方が変わるのです。

だから、よく「ベルトが主役」と云われるし。
「変身者が誰か」「中身が判らない」ということで起こる、すれ違いや謎、誤解や確執、葛藤、陰謀や策略があって、怪人・オルフェノク側にもドラマがあって、それらが絡みあい錯綜し、物語を加速させます。


展開によりギアの装着者が変わり、複数の人間が変身するので、視聴者がパッと見て、装着者が誰か判断できるサインが必要になります。

そこで考えられたのが、装着者のクセ、仕草や戦い方に変化や特色をつけることですね。



と、同時に、そのクセやアクションで個性を出し、キャラを起ててしまう。

たったの一動作、ワンアクションで、それを表しています。

この工夫、スーツアクターさんの表現力!


「ファイズに変身したら手を振るポーズをする」×
「ファイズギアを装着したのがたっくんだから、そのクセが出る」◯


だから、「ファイズだから手首を振るんじゃなくて、変身したのがたっくんだから手首を降る」「拳をグッてしたり、首周りを気にしたら中身は草加」です。







変身したのがデルタでも、その装着者が乾巧なら、手首を振るモーションが入ります。


学校では教えてくれない!進研ゼミで解いた問題が一問も出ない!?

そんな割り切れない世の中ですが。

ここはテストに出ます、憶えておいてくださいね。



◆ 観ようぜ『仮面ライダー555


ディケイドは、そういう改変・改悪・簡略化が多いから、興味を持ったら元の作品を、改めてきちんと視てほしいです。


ファイズはメカニックライダーだから、技やギミックを使用するためには接続準備や入力操作の手順が必要で、戦いの流れの中で隙を突いてそれをこなしていくのが、とてもカッコいいです。

ガジェットのギミックや、それを利用してのアクションにいろいろな工夫があって、戦法のバリエーションが豊富で面白いです。


それでいて、ライダーキックのモーションやカット割りや構図は、王道を踏襲しているので安定感もあります。

ライダーキックの前段階のアクションで、トランポリンを使用した跳躍が入っているのが、個人的にポイント高いですね。

大好きなんですよね。昭和ライダーの、あのジャンプやきりもみ、美しいスワン。芸術だと思います。

最近のライダーは、あんまりトランポリン使わないので、さみしい。


普段は巧を毛嫌いして、何かと陥れようとする草加ですが、オルフェノクとの戦闘になると、コンビネーションの息ピッタリなところとか。

ツボが多くて好きです。



◆ 井上脚本


井上敏樹の脚本が香ばしい部分もありますが、この頃はまだ、ほかのセクションと噛み合っているので、カブトやキバほど致命的なノイズや不協和音にはなっていないと思います。

それでも、どうしようもない井上臭さは隠しきれませんけど。

序盤をクリアできて、草加雅人という人物を受け止められれば、それ以降はとても楽しいです。


井上敏樹のような、こういうアクが強い、クセのあるタイプの人は、目上の人がいて重石があるうちは、スパイスやアクセントとして良い仕事になるのだけど。

ポンと重石がなくなって自由になると、タガが外れたように、暴走して手がつけられなくなる例が多いような気がします。


2000年代以前の『スーパー戦隊』シリーズなどでは、良い仕事してたんだけどなぁ。


『555』の頃は、自分の中では、まだギリギリOKです。

逆にいうと、『アギト』『555』の好調が、解き放ってしまったのかもしれませんけど。



◆ おわりに


平成ライダーで、『龍騎』『555』は、すごくハマりました。

TVを録画して焼いたDVD、まだ全部あります。

当時、近所の公園でライダーごっこした彼らは、元気かしら……。


というわけで、観ようぜ『仮面ライダー555』!


 


そして、最後に。

作品を語る時は、作品間の関連や時系列の前後くらい、ちょっとは頭に入れような。約束だゾ。


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posted by SABUROH at 22:30 | Comment(0) | TrackBack(0) | コラム | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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