2015年02月04日

福島【地元散策】あぶくま洞〜星の村ふれあい館<2014年>冬

どうも、SABUROH(@SABUROH496)です。


旅行カテゴリは、震災前の2010年に地元・福島県内を見て回った記録シリーズを続けようかと思ったのですが。

2014年12月に再び、あぶくま洞〜星の村を訪れてきたので、並べるとその後の比較もしやすいと思って、そちらを先にアップします。

大まかな説明は前の記事で頑張ったので、今回は、変化していたり書いていなかった部分を中心に、サックリめに進めようと思います。

というわけで、福島県田村市滝根町

・あぶくま洞
・星の村天文台(プラネタリウム館)
・星の村ふれあい館


…を、車で巡った記録です。

前回の記事「地元散策 あぶくま洞〜星の村ふれあい館 2010年 夏」と併せて読むと、状況が時系列順に立体的に見えるかもしれません。
そちらも、どうぞ。

よろしくお付き合いください。



◆ あの夏から4年半

もう、そんなに経つんですね。

地元の名所や観光地というのは、地元の人間はむしろ、あまり行かないものだから。
ちょっと気を抜くと、すぐに間が空いてしまいます。

この日は、漫画家のお友だちが、日記漫画のネタ探し(&息抜き)にいろいろ見てみたいとのことで、声をかけてもらって、案内役として出かけてきました。


2014年12月中旬の土曜日。

そろそろ道路が凍り始める時期なので、スケジュールにはかなり余裕をもたせ、まったり行動する予定。
Twitterやメールで打ち合わせて日程を決め。
先方が車で来られるので、途中で待ち合わせて拾ってもらい、現地へ向かいます。

当日の天気は、午前中の合流した段階では晴れ。
問題なく、あぶくま洞と天文台のある山の上の駐車場に到着です。

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土曜の午前中ですが、クリスマスや年越しを控えた、師走の忙しい時期ということもあって、観光客はまばらでした。

ツアーのバスも何台か来ていましたが、さすがに観光シーズンから外れているので、前回の夏の盛りの書き入れ時の混雑を思うと、冬の寒さもあって、さみしい感じがします。

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とはいえ、鍾乳洞に季節は関係ありません。
冬に洞窟も乙なもの。人が少ない分、落ち着いて見物できます。
切り替えていく。



◆ 探検コースと洞内コンサート

あたりまえですが、洞窟の中にトイレはありません。
しっかり済ませてから、入場チケット売り場へ。


前回は、市の発行している優待証で入場したのですが。
更新をしておらず期限切れになってしまっていたので、今回は免許証を提示して代用しました。
友人は割引を利用して、ほんの少しだけお安く。

P1000888.JPG


前回の繰り返しになりますが、詳しくは公式サイト等を参照してください。

あぶくま洞ホームページ

あぶくま洞入洞割引券(PDFが開きます)

旅に出るのに、下調べや下準備は基本です。


鍾乳洞に入ると、夏の頃のような、冷やっとする感じはありません。
鍾乳洞内は、一年を通して気温が一定なので、外気との気温差が夏ほどないので。
真冬の北国なら、間違いなく鍾乳洞の中の方が温かいです。

というか、一番寒い時期の暖房をつけないウチの部屋の方が寒いという。
どないなっとるんや!?

P1000844.JPG

前回は、事情があって「一般コース」でしたが。
この日は、何も問題ないので「探検コース」を選択しました。

一般客は、分岐点のおじさんに追加料金200円を支払います。
優待券で入場した地元市民は、ここも無料になります。

おじさんは、4年半前の時や、前の記事にも貼った↓この動画のおじさんと同じ人です。


いつから、ここにいるんだろう?

P1000845.JPG

「探検コース」は「一般コース」に比べれば狭い場所やアップダウンがありますが、公園のアスレチック等を普通にこなせるようなら、問題なくいけると思います。

P1000846.JPG

運動不足だと、ちょっと息切れしたりするかもしれません。

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あぶくま洞の一番広い空間「滝根御殿」で、一般コースと合流します。

滝根御殿へ続く階段を登っていると、楽器の音が聴こえてきました。

P1000851.JPG

ちょうど洞内コンサートが始まる時間で、「ラパス」というグループの方々の、フォルクローレ演奏を聴きました。

鍾乳洞に響き渡る音楽は、とても雰囲気ありましたね。
洞窟に住むコウモリくんたちには迷惑かもしれませんが。

テレビ局らしきカメラもきていたので、地元のニュースで使われたのかもしれません。

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出口の近く「月の世界」の辺りで、クリスマス・イルミネーションのライトアップがされていました。

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洞窟を観に来て余計な装飾はどうだろう?という、うるさがたの意見もあるかもしれませんが、あぶくま洞は整備とライトアップが施された「観る」鍾乳洞なので、これもアリなのかなと。

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イルミネーションや洞内コンサートは、冬季限定イベントのようです。

<地元、観光課のPRビデオ>




大震災での、地震の影響はというと。
鍾乳洞への物理的なダメージは、ほとんどないみたいです。
(鍾乳石が一カ所欠けたくらい。一カ所でも、できた時間を考えれば、損失ではあるんですが)

というか、少し考えればわかりますけど、8,000万年の時を越えてきたものが、ちょっとやそっとの地震で簡単に崩れやしませんよね。

福島は元々、地盤が硬くて地震には強いというのが定説だったので。
だからこそ原発もつくられたわけですし。

壊れるのはいつも人のつくったものです。

P1000855.JPG

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洞窟を出ると、ちょうどお昼前くらい。

P1000856.JPG

出口通路の先、おみやげコーナーの2階。
前回は混んでいて入りそびれた、「レストハウス釜山」で昼食にします。

・ 営業時間は、10:00〜15:00
・ 座席数は、90席
食券を購入して注文する、パーキングエリアや食堂形式のお食事処です。

見た目や雰囲気はそんな感じですが、味の評判は決して悪くないですよ。
食べログ「レストハウス釜山(あぶくま洞)」

メニュー等は、公式ページでどうぞ。
お食事処「レストハウス釜山」

特製御膳などは、一週間前までに予約が必要ですので、問い合わせてみてください。


P1000859.JPG

私は、カツカレー(1,000円)にしました。
カレーに説明は不要ですね、美味しかったです。

友人は、豚じゅうねん味噌焼き(1,000円)。
「じゅうねん」は、こちらの地方での俗称で、いわゆる「荏胡麻」です。
調味料のところに置いてあって、自由にかけ放題。

おみやげコーナーで売っていて、通販でも購入できます。
あぶくま洞 オンラインショップ



◆ せわしないテロップと転がるおばさん

食事を終えて、12:40分頃。
13:00からの、プラネタリウムの上映に合わせて、「星の村天文台」へ移動します。

星の村天文台P1000860.JPG

入り口の券売機でチケット(400円)を購入し、係員の誘導でプラネタリウム館へ移動します。

田村市 星の村天文台
※休館日:火・水曜日

60席ですから、それほど広くありません。

自分たち以外にお客さんいるかなと思ったんですけど、ちょっとずつ人が入って、上映が始まる頃には7〜8割くらいは座席が埋まっていました。


プラネタリウムは、すり鉢を逆にしたようなドーム型の天井のスクリーンに映像を投影して視るため、座席がリクライニングで倒れ、倒したイスに仰向けで寝て鑑賞します。

食後ということもあって、目を閉じるとそのまま眠ってしまいそうな、リラックスした良い気持ち。

そんな感じでまどろんでいたら、突然ドスンッと足元に何かが倒れこむ音が…?

起き上がって目を開けると、おばさんが転がっています!?

座席のリクライニングはロックがかかっておらず、軽く体重をかけるだけで、すぐに倒れるようになっているのですが。
どうやら、そのことを知らずに背もたれに手をかけ、体重をあずけてしまったために、転倒してしまった様子です。

頭を打ったり、ケガはしていないようでよかったのですが、突然のことでビックリしました


しばらくすると、上映の開始です。

この日のプログラム内容は、「オーロラ観察に行った記録映像」と「今の季節に見える星空の解説」でした。

記録映像は、実際に撮影してきたらしきもの。

…なんですが。
気になったのは映像の、ピョンピョン跳ねてあらわれたり、フラフラ揺れながらどこかへいく、やたらせわしないテロップ
落ち着きがなく、読み終える前に消えるので、非常に読みづらいです。

フォントといい、ホームビデオ感!

天文台長のホームページもそんな感じだったので、おそらく天文台長のセンスなのかな?

やたら自己主張が激しく、文面から感じるアレな印象。
悪い人じゃないんだろうけど。実際すごい人なのかもしれないし、バイタリティあふれる、いい人なんだろうけど。

もし親戚にいたら、子どもには人気だけど大人にはちょいと厄介な、お調子者の名物おじさん的な?

会ったことも話したこともなく、印象だけで言っているので、確証はないですが。
ちがっていたら、ごめんなさい。


個人的には、なかなか楽しめましたです。

P1000861.JPG

望遠鏡の方も覗いてみたかったのですが、その日は雲がかかっていて、太陽の観察はできませんでした。

P1000862.JPG

天文台への震災の影響ですが、望遠鏡が落ちて、破損してしまったそうです。
一時は閉鎖の危機にあったらしいのですが、天文ファンの声や行政の支援で修復され、立て直されたとのこと。

ほぼ日「東北の“長”に訊く あの日といまのこと」

破損した望遠鏡のパーツは、そのまま本館のロビーに展示してあります。




あ、そうそう。
売店の片隅に展示されたいた「隕星剣」ですが。
前回の場所からは、なくなっていました。

スタッフの方に訊いてみたら、天文台の方に移動したらしいです。
望遠鏡に上がらないと見られないのかしら?

ネタになると思うので、一緒に行った友人に見てもらいたかったですね。
ちょっと残念です。

イベントなどに貸し出されていたりする場合もあるので、もしご覧になりたい方は、問い合わせたり、調べてみてください。



◆ 雪見風呂といちごオレ

天文台を出ると、雪がちらついて、軽く降りだしていました。
道路の状態が悪くならないうちに、車で「星の村ふれあい館」へ移動します。


前回、あぶくま洞に来た時に昼食を食べた、山の麓の「レストハウスあぶくま」の側を通り過ぎたのですが、車の中からチラッと見ただけなのですが、営業していない様子でした。

検索しても情報が見あたらないので、不確かなことは書けませんけど。

閑散期で、店を閉めているだけならよいのですが。
スクリーンショット 2015-02-06 06.18.44.png

※画像は、Googleストリートビューのキャプチャです。


町の街道まで出ないで、川の手前を右折してショートカットしたのですが、十字路の入りがわかりにくくて、何度も行ったり来たりしてしまいました。
ショートカットの意味がない!


「星の村ふれあい館」に到着。

雪は降ったりやんだり微妙で、帰りの道も心配ですが、とりあえずお風呂で温まっている間は忘れることにします。

お風呂に入る前に、自動販売機で500mlのいろはすを購入し、飲んでおきます。
汗をかく前に水分補給しておく。あちこち巡って覚えた、お風呂を楽しむコツの一つです。

2台ある自動販売機の片方は、電子マネーが使えます。
お風呂の洗い場には、備え付けのボディシャンプーとリンスインシャンプーが設置してあります。
タオルは受付で貸し出しているので、シャンプー等の銘柄を気にしないのであれば、手ぶらで立ち寄っても平気です。

日帰り入浴は、大人400円。参考までに。
星の村ふれあい館


体を洗い、お風呂につかり、窓から外を見ていると、到着した時より雪が降っていて雪見風呂。
風情があります。風流です。
帰りのことは考えない。今は。


ぽかぽかに温まり、お風呂を出ると、先に上がっていた友人がベンチで「酪王いちごオレ」で一服していました。

噂は聞いていたものの、まだ飲んでいなかった「酪王いちごオレ」!
ずるいっ!
Twitter #酪王いちごオレ

私も早速、買って飲んでみましたですよ。

酪王いちごオレP1000863.JPG

2014年11月に新登場した、酪王乳業の新製品。
「酪王カフェオレ」の妹ちゃん♡

甘すぎず、酸っぱすぎず、いちごの風味とコクはしっかりあって美味しいです。
酪王乳業の製品は、どれも美味しいんですが、これも良い仕事してます。

福島県内では大メジャーなのだけれど、県外では、あまり知られていないのかしら。

オンラインショップがあるので、興味がおありの方は是非一度、飲んでみてください。
酪王オンラインショップ「酪王いちごオレ」
美味しいよっ!


いちごオレを飲みながら休憩所のベンチでしばらく友人と話していると、外の雪が少しおさまってきた様子なので、少し早いですが、帰ることにしました。


車で待ち合わせた場所まで送ってもらい、そこで解散。

家へ帰り、写真やメモを整理して、友人が無事に帰り着いたのをTwitterで確認して、この日の日程は終了です。


短い工程でしたが、楽しかったです。
お金も、前回と同じ2,000〜3,000円くらいしかかかっていませんし。

こんな機会でもないと、なかなか出歩きませんから。
連れ出してくれた友人に感謝です。














◆ 最後に、照れずに書きます

「あぶくま洞」のあたりは、原発から30q圏のギリギリ外側にあります。
鍾乳洞は無事で、死傷者もいなかったのですが、震災の年は相当大変だったようです。

震災から1ヶ月半で営業を再開しましたが、一時期、観光客が10分の1程度まで減少していたと聞きました。
2013年頃で、ようやく半分程度まで戻ってきているとのことです。

いろいろな取り組みがなされていて、県外へのアピールも行っているようですが、震災前の水準まで観光客を戻すのは、なかなか大変なようです。

空間放射線量は測定され、公表されていて、数値上はまったく問題ないのですが。
放射線モニタリング情報>全国及び福島県の空間線量測定結果>福島:県中>田村市モニタリングポスト

同じような条件の旅行予定地があったら、“なんとなく”避けられてしまう。
ネット上の匿名のやりとりでは、決めつけと思い込みにまみれた言葉が、いまだに飛び交っていたりもしますし。
カタチの見えないものというのは、なかなか難しいみたいです。


私も、もし関係のない遠い土地で暮らしていて、親戚も友人もこの場所にいなかったら、他人事のようにすごしていたかもしれません。
天文台長のことを印象だけで茶化す私も結局は同類で、そういう人たちを責める資格はないと思います。
カッとなって反論しても、消耗するだけで、凝り固まった他人の考えなんて、そうそう変えられませんしね。


自分にできるのは、達者に暮らして、楽しんで、そのことを遠く離れた知り合いや皆さんに話していくことくらいかな、と。
そうすることで、安心する人や興味を持ってくれる人が、一人でもいてくれたらいいな、と。

地域貢献なんて、ロクにしてこなかった私ですが。
郷土愛とか、微妙であやしげな私ですが。

ささやかですけど、これが私の地域貢献だと思っています。


最後にちょっと、まじめに書きました。
夜中に書いたラブレターのようなもので、あとで読み直したら、赤面して枕ドリルしそうな文章ですが。
消したい気持ちをグッとこらえて、そのまま公開ボタンを押します。


ここまで読んでくださって、ありがとうございました。


 



posted by SABUROH at 23:00 | Comment(0) | TrackBack(0) | 旅行 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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